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センター長ご挨拶

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センター長 影山和郎


人工物工学研究センターは、1992年に設立され、当初設計科学、製造科学、知能科学の3部門の体制で運営されていました。2002年4月から本センターは体制を新たにし、ライフサイクル工学サービス工学デジタル価値工学共創工学の4つの研究部門と客員研究部門が設置されました。2005年4月には駒場Uキャンパスから柏キャンパスに移転し、総合研究棟において新たなスタートをきることになりました。さらに2005年12月には価値創成イニシアティブ(住友商事)寄付研究部門を設置しするなど、本センターはより良い研究開発環境の実現を目指して、研究体制のより一層の拡充を果たしてまいりました。

本センターは設立当初から、人工物がもたらす「現代の邪悪」の解決を目指すとともに、人間・人工物・環境の新たな関係の可能性を求めて、学問領域の細分化による弊害を無くし、従来の方法論にとらわれない取り組みをおこなってきました。

ライフサイクル工学研究部門では人工物の設計から消費、廃棄にいたる全ライフサイクルの挙動について研究しています。サービス工学研究部門では物質的機能のみにとらわれないサービスの設計論とその産業展開を、デジタル価値工学研究部門では知の新たな表現と価値の創出を、そして共創工学研究部門では異分野や多様な行動主体の共創による問題解決の方法論を求めるとともに、3つの研究部門を統合する基盤を築いています。価値創成イニシアティブ(住友商事)寄付研究部門では、社会における人工物の新たな価値創成について追究しています。

本センターは今後、工学系研究科や新領域創成科学研究科との連携を深めるとともに、公的研究機関や民間企業等との共同研究を積極的に推進します。そして、国際的連携を重視しながら活動していきます。

(Last updated on 07-June-2008)